京都大学北部総合教育研究棟

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本施設は、益川敏英京都大学名誉教授(元基礎物理学研究所長)の2008 年ノーベル物理学賞受賞記念事業として「最先端教育と基礎科学教育のシームレスな融合センター」を目指したものである。
建設地は京都大学北部団地構内に位置し、構内全体の調和、特に隣接する基礎物理学研究所との外観の調和を図るとともに、京都市景観条例の山並み背景型美観地区、眺望空間保全地区に該当しており、京都市としての景観デザインにも準拠した施設とした。
地球環境に対しては熱負荷の低減及びLCCO2 の削減を目指し、外断熱工法、階段室のエコシャフト化、Low-E 複層ガラス、共用部分のLED 照明及び太陽光発電の採用等、最先端の研究所に相応しい環境配慮を行っている。
各フロアには大学の研究、教育施設として、知的生産の向上を目指し、施設利用者の交流の場、議論の場を設けている。
所在地 | 京都市左京区 |
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竣工年月 | 2011.03 |
延床面積 | 4,581㎡ |
構造規模 | SRC |
階数 | B1-5F |
施設用途 | |
撮影者 | (株)伸和 |