当施設は、隣接する県文化会館、県公民館の敷地を含めて特定街区制度を採用し、土地の高度利用化とともに、県民の憩いの場となる大規模な公開空地を設置して周辺環境との整合性を図り、非常災害時の活動拠点として有効に機能するよう様々な工夫を盛り込み計画した。
ファサードデザインは街区景観と統一性が保てるよう配慮し、設備的にはコージェネレーションシステム、無停電装置等を導入してビルを高度にインテリジェント化するとともに、省エネ・省資源対策にも積極的に取り組んだ。