当施設は、2023年1月就航の大型の新造船に対応できる高さ12ｍの可動乗船デッキを有する旅客ターミナル棟である。新ターミナル棟の建設事業に対し、当社はCM会社として、発注者の立場から、設計施工者選定、設計監修、工事監理監修をおこなった。
設計施工者選定では、基本計画の策定、設計施工候補者の絞り込み、プロポーザルの実施等の支援を行い、本事業に最適な設計施工者の評価、選定を行った。設計監修では、設計定例会議において、発注者の立場で設計者に対しての指導・助言に加え概算工事費・内訳明細の査定を行い、工事契約までの支援を実施した。工事監理監修では、現場定例会議において、工事監理者及び施工者に対し、適切に業務が遂行されているかの確認、指導・助言を行った。
プロジェクトの企画計画段階から竣工までプロジェクト全体を通して、円滑な推進とコスト・スケジュールマネジメント及び品質の向上に寄与した。