大阪中之島合同庁舎
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大阪府内第5番目の合同庁舎を建設にあたり、過密する大阪西梅田地区の中で空洞化していた旧阪大病院跡地周辺の活性化と景観等の向上を図るために、新しい都市空間の創出をテーマとして、国土交通省近畿地方整備局と昭和設計の共同作業のもとに進められた。隣接する堂島川と一体化した親水空間の整備(スーパー堤防との一体化)、対岸の中之島文化ゾーンとの融合・回遊性の確保、新しいオフィス空間にふさわしい広い緑地の確保等により、水都「大阪」の再生とアメニティ空間を創出している。また、国際化・OA化に対応する高機能庁舎の整備や、安全かつ行政ニーズに合った庁舎の整備をなしとげるため、制振装置による高い耐震性の確保、内部空間に自然光を取り込むための中央吹き抜け空間、個室型執務室への対応、研修・会議機能の充実、セキュリティの確保、情報通信機能の充実等に配慮されている。
所在地 | 大阪市福島区 |
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竣工年月 | 2002.3 |
延床面積 | 64,692㎡ |
構造規模 | S+SRC |
階数 | B3-25F |
施設用途 | |
受賞 | 第3回営繕技術コンクール優秀賞 第24回大阪都市景観建築賞 優秀建設技術者表彰 |
撮影者 | (株)伸和 |