有谷 友孝

デザインや機能、素材等を決めていく
プロセスが一番やりがいを感じます

有谷 友孝Tomotaka Aritani
2015年入社|建築設計
Q

入社から現在までの仕事を簡単に教えてください。

1、2年目は受注のためのプロポーザルの資料作りを中心に行い、病院や学校関係の建築の基本構想を学びました。3年目以降は受注した案件の基本設計、実施設計などの実務に携わっています。お客様からの要求事項を具体化させる為、デザイン性と機能性を両立させることをモットーに設計を行っています。

Q

仕事をしている中で一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?

最近になり私が担当した建物が次々と竣工しています。建物が立ち上がっていく過程では何ともいえない高揚感を、建物が竣工した時は大きな充実感を覚えます。ですがそれ以上に自分の責任でデザインや機能、素材などを一つ一つ決めていくプロセスに強いやりがいを感じています。それらは建物の善し悪しを決める作業ですので責任重大ですが、最後までやり切った時の達成感は何ものにも代えがたいものがあります。

Q

設計をするうえで大切にしていることは何ですか?

私は病院の設計を多く担当しています。その経験のなかで、病院建築と教会建築には共通点があることに気が付きました。教会には神様のいる絶対的な領域と祈りをささげる場があります。同様に病院にも一般人が足を踏み入れることのできない医療の場、そして様々な不安を抱いた人々が時間を過ごす待合の場があります。そのような待合の空間こそ、教会建築と同様に光や空間が豊かな場所であるべきだと考えています。合理的・機能的な場が求められることの多い病院ですが、少しでも豊かで不安の和らぐ場所を織り込む計画が出来たらと思っています。

Q

職場の雰囲気はどんな感じですか?

ひとりで行う作業の時は黙々とひたすらにやるのですが、一区切りすれば周りとわいわい楽しく過ごしてしています。そのようなメリハリのあるいい環境だと思います。分からないことは質問もしやすいですし、フロア全体に壁もないので大勢の社員が一体的な空気の中で仕事ができる雰囲気があります。

Q

昭和設計に入社を決めた理由は何ですか?

昭和設計の手掛けた建物をホームページで全部見たとき、正直に言うと建物のイメージがバラバラな印象でした。他の会社を見るとそれぞれわかりやすい“色”が見て取れますが昭和設計は良い意味で色のない会社だと感じました。これは設計担当者が自分の“色”をそれぞれのプロジェクトで出せるからだと思い、それができる昭和設計に入りたいと思ったのが決め手です。もし私が入っても“自分の色を出すチャンスがある”という想いがあり、とてもいい印象を持ちました。

Q

10年後の自分のイメージをどう描いていますか?

建築は時間をかけ完成しその後長い時間その場にあり続けるものですので、常に未来を見据え設計することが必要だと考えています。変化に対応するスピードが求められる昨今、より広い視野で設計を行っていくためにも、建築以外のことにも積極的に取り組み、それを建築に活かすことができる設計者になりたいと思っています。

有谷 友孝Tomotaka Aritani
入社年 2015年
趣 味 ボルタリング・登山
休日の過ごし方 できるだけ外に出て趣味のスポーツを楽しんでいます。

オフの日はボルタリングをするなどして気持ちの切り替えを行っています。異業種の人たちとも出会えるので色々な話ができ、とても良い時間となっています。

自分が思い描いた建築のスケッチを日々書き溜めています。設計業務で良いアイデアを出せるよう常に感覚を磨くようにしています。