昭和設計

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環境にやさしい建物づくり

Solution

水環境への取組

都市づくりのノウハウを活かした水環境創出に取り組んでいます

昭和設計は、創設以来、建築設計や都市づくりに携わると共に、上下水道コンサルタントとして歩んで来ました。生活と水は切り離すことはできません。都市づくりと水環境の整備は、一体となって深く関わり合い、今の生活が築かれています。昭和設計は、都市づくりを知るコンサルタントとして、そのノウハウを活かし、都市と水環境のあり方を見つめた水環境の創出に取り組んでいます。

下水道に関わる再生可能エネルギー

技術と空間のベストミックスによるエネルギー創出を支援します。

処理過程で生成されるガスや汚泥は、これまで処分されてきました。しかし、近年の技術の発展により、これらの生成物は、有効な再生可能エネルギー源として注目され、活用され始めています。また、広い面積を要する下水処理場の上部空間は、都市の余剰空間として有効利用が期待されています。

昭和設計は、お客さまの要望にお応えし、最新技術と空間有効利用のベストミックスを常に意識したエネルギーを創出する施設づくりに取り組んでいます。

バイオガス精製技術
バイオガスに含まれる不純物を、加圧化で水と接触させる事により除去し、天然ガス相当の品質に精製技術で、天然ガス自動車、都市ガス、発電の燃料として活用されています。
都市ガス化技術
バイオガス精製装置で精製したガスに、O2除去やLPG・付臭剤添加等の処理を加え、都市ガスと同等品質に調整する技術で、すでに一般家庭にも供給される地域もあります。
鋼板製消化槽
コンクリート製消化槽に比べ建設費、工期を抑制し、建設中の環境負荷を低減できます。
センサー類や覗き窓の設置が比較的容易で、安定運用に寄与できます。
小型消化ガス発電機
高効率化・ダウンサイジング化された消化ガス発電機の複数設置により消化ガスの生成量変動にも柔軟に対応が可能であり、故障時にも一定の発電量が確保できます。
太陽光発電
処理施設等の上部空間を有効に利用できるので、処理場に適している再生可能エネルギーの一つとされています。発電に伴う排出物のない環境に優しい発電設備です。
風力発電
太陽光発電と同様、発電に伴う排出物のない環境に優しい発電設備です。風況に恵まれれば夜間も発電できる特徴があり、複数の下水処理場で導入されています。
小水力発電技術
放流渠と放流先との落差を活用しインペラ・水車により発電する技術で、太陽光発電等の自然現象に委ねる発電と比べ、放流水量に応じた発電量を得られます。
汚泥燃料化(乾燥・炭化)技術
下水汚泥を乾燥後、無酸素状態で加熱、汚泥中の可燃分を極力残しながら炭化燃料を製造する技術です。火力発電の燃料等に使用されています。

流出解析

数十年に一度の豪雨の時に、「どのエリアがどれだけ浸水するのか」という起こり得る事態を予測するために、「流出解析」といわれる下水道管渠網や地表面をモデル化したコンピューターシミュレーションを活用しています。流出解析を用い、より効果的で合理的な浸水対策計画を行い、水に関わる安全な生活環境の創出に取り組んでいます。

親水施設

処理場用地内外で見かける噴水や小さな滝、処理場と一体整備された池などの水は、処理場で処理された水が使われていることがあります。この水は、衛生的に問題がないように通常より水質を向上させる処理を行っています。処理水を川や海に還すだけではなく、多くの方に親しまれる施設づくり、憩いや安らぎを提供できる水づくりに取り組んでいます。

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