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ホテルビスタ大阪[ なんば ]

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かつて宗右衛門町は大阪で最も格式の高い花街であり、道頓堀で芝居見物をしてからこの通りで食事やお酒を楽しむ遊びが「粋の粋」と呼ばれていた。
宗右衛門町北に位置する当ホテルのデザインコンセプトを「大阪を ‐粋‐ の精神で表現する」とし、「誰とでもすぐ仲良くなれるグローバルレベルのコミュニケーション力」「カラフルな街やヒューマンスケールの界隈性」「庶民から生まれた上方文化」など、世界に評価されている「大阪のええとこ」を随所にちりばめ具現化している。具体的には「力強い華やかな和」、「上方歌舞伎の衣裳」、大阪の伝統工芸である「錫」の3つをキーワードとしている。
エントランス、カフェの天井にはビスタホテルのロゴマークを引用した錫色ひし形パネルをランダムにちりばめ、ビスタホテルの「おもてなし」がフロント正面のロゴマークからカーテンウォールを抜けて街に広がっていく様子を表現している。その背景となるインテリアは、節や割れを生かした木、ニュートラルグレーの左官材、黒皮鉄などマットな質感と表情豊かな素材で統一している。
客室はモノトーンの空間に歌舞伎衣裳から「桜」「緑」「黄」「紫」の4色のコンセプトカラーを部屋毎に設定し、壁面やカーテン、家具に取り入れて華やかさを演出している。さらにコンセプトカラーをフロアにランダム配置することでカラフルな外観をつくり、モダンでありながら大阪らしい外観デザインとしている。
哲学者九鬼周造は著書「いきの構造」で「いき」とは「垢抜けして張りのある色っぽさ」であると定義づけた。当ホテルの軽く崩した自由なデザインが街に色気を与えることができたと感じている。

所在地大阪市中央区
竣工年月2020.02
敷地面積502㎡
延床面積4,224㎡
構造規模S
階数13F
施設用途
  • 宿泊施設
  • 施設概要客室:121室
    撮影者松村 芳治

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