北京新街口老人福祉センター

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中国北京市中心部、故宮の北西に位置する計画地で、既存建物をリノベーションし、これから高齢社会に入る中国でも求められる高齢者福祉施設を計画した。
計画地は、胡同の残る景観保全地区に有り、平安里西大街に面し、近くには北京発祥の地とも言われる湖「什刹海」があり、自然景観と歴史的景観が残る環境に恵まれている。
外観は、北京の伝統的な路地空間である「胡同」のイメージを継承した。また、内部の構成は既存建物を活用しつつ、北京の伝統的家屋建築である「四合院」と、気候風土により培われた中庭「院」を取り囲む快適な居住空間づくりをめざし、北京の高齢者に馴染み親しみ易い計画を行った。
所在地 | 中華人民共和国北京市 |
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竣工年月 | 2017.03 |
敷地面積 | 9,923㎡ |
延床面積 | 12,494㎡ |
構造規模 | RC+S |
施設用途 | |
施設概要 | 老人ホーム(232名) デイサービス 認知症型グループホーム(14名) 高齢者住宅(25室) 中医クリニック |