Awards| 受賞作品

兵庫県立考古博物館

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「古代の丘」と「地層の壁」
博物館は、弥生時代の遺跡で竪穴式住居の復元された大中遺跡公園に、考古学を研究し楽しむ拠点施設して整備された。遺跡公園の古代環境形成に寄与するべく、建物は地中に埋没させて日本古来の種「チガヤ」を植え、「古代の丘」創出を目指した。また、歴史を伝える「地層」をイメージ化したシンボリックな「地層の壁」を設え、博物館と公園の回遊性を高めている。「参加体験型博物館」の実現地層の壁に沿って展示室や体験学習室などを分散配置し、アトリウムを介して自由に往来できる空間構成を行った。発掘疑似体験をはじめ、ハンズ・オン展示の展開、遺物の組み立て作業をダイナミックに見せる設えなど、考古学を体感できる「参加体験型博物館」を実現している。
所在地 | 兵庫県加古郡播磨町 |
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竣工年月 | 2007.3 |
延床面積 | 9,778㎡ |
構造規模 | RC+S+SRC |
階数 | B1-2F |
施設用途 | |
受賞 | 平成19年照明普及賞 第42回SDA賞 |
撮影者 | 日刊建設工業新聞社(1)松村芳治(2,3) |