本計画は、地域の急性期医療から回復期医療および在宅医療まで切れ目のない医療・介護を提供してきた埼玉西協同病院の増床計画である。
①病気でなくても行きたくなる病院
増床部分１階には、歯科・健診に加えて、組合員や地域の方々が交流できる多目的ルームを新たに設けている。外来待合ホールは、木目柄とグリーンカラーによるインテリアと、組合員やスタッフと共に制作したアートで、居心地の良い空間としている。
②地域包括ケアを推進する病院
増床部分２階は、地域包括ケア病棟である。病室は、ベッドサイドにゆとりのある４床室、スタッフステーションからの見守りを重視した個室、ご家族と過ごすことのできる広めの個室としている。デイルームは、リハビリに配慮して広めに設定すると共に、桜並木への眺望に配慮している。
③スタッフが働きやすい病院
スタッフステーションは、多職種のスタッフが集まれるカンファレンスルームを併設し、また、病室への動線を短縮したプランとしている。
増床部分３階には、スタッフが気軽に交流できるラウンジを設けている。