特別養護老人ホーム立花あまの里

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ショートステイやデイサービス等を併設した地域密着型の特別養護老人ホームである。
特別養護老人ホームとショートステイは、1フロアー2ユニットの構成で、ユニットごとに内装や照明を変え、住み慣れた「我が家」を演出した。共同生活室間に中庭を配置し、光あふれ・風通る空間とした。屋上にレイズドベッドや菜園などを設け、入居者も参加する庭園をつくっている。広域型に比べより地域との関わりを持たせるため、地域に開放した喫茶ラウンジや災害時に利用する多目的室を設置している。外観は、2007年に竣工したあまの里(同設計)と共通のデザインとした。閑静な住宅街に馴染むよう低層部をアースカラーのボーダータイルと杉板化粧型枠打放し仕上、デッキ材を利用した木ルーバーを構成し、素材感のある上質な仕上げとした。高層部は、バルコニーをアルミのフレームで分節し、有孔レンガの手摺をポイントで挿入している。
所在地 | 兵庫県尼崎市水堂町 |
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竣工年月 | 2015.04 |
延床面積 | 4,243㎡ |
構造規模 | RC+S |
階数 | 5F |
施設用途 | |
施設概要 | 特養58名(内ショート29名),デイ40名/日,認知症12名/日 ケアプランセンター 福祉用具レンタルサービス |
撮影者 | 建築写真 フォトスユー |