オール個室のユニットケアを採用したいわゆる新型特養（居住福祉型）である。施設構成は、中央部東西にモールを配し、1階はエントランスモールの北側を管理・サービスゾーンに、環境の良い南側にデイサービスセンター・ヘルパーステーション・在宅介護支援センター等の利用者ゾーンを配置した。2-3階は1フロアー当たり4つのユニットに分け、エントランスモールの直上にあるケアモールにクラスター状に配置した（計8ユニット）。4階は環境に配慮した屋上庭園をサンルームの周辺に配置し、居住者が安心できる憩いの場を創出した。各ユニットは、八戸ノ里の地名（施設名）にちなんだ8ユニットで構成しており、内装の雰囲気等にそれぞれ特徴を持たせる計画とした。各ユニットそれぞれにキッチン・食堂・リビング・浴室・洗濯コーナー等の日常生活と遜色のない機能を計画し、居住者のADLの機能維持に努める計画とした。