神戸市資源リサイクルセンター・こうべ環境未来館

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本施設は、スチール・アルミ缶、ビン、ペットボトルを再資源化する工場棟と環境学習施設であるプラザ棟にて構成されている。容器類の選別・再資源化を行う施設において、必要な施設機能を充足させながら、安全性に配慮し使いやすい施設づくりを目指した。プラザ棟は施設にアプローチしやすい配置とし、建物ボリュームの大きい工場棟は機能的に必要な高さが低い順に配列することで、施設全体を景観的に優しく認識できるよう配慮した。また、高低差のある敷地特性を利用して、両棟間の関係車両を明確に分離する動線計画とした。外観は建築ボリュームをできるだけ和らげるよう建物全体の分節化に努めた。また、リサイクル施設をイメージしやすいよう金属素材を採用し、バルコニーの設置など壁面全体のスケールダウンを行いながら、曲面屋根による軽快感のある表現を試みた。外壁・舗装材へのリサイクル製品、省エネルギー設備(太陽光・風力発電、雨水利用等)、屋上緑化の導入など環境面への対策も実施している。
所在地 | 神戸市西区 |
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竣工年月 | 2004.3 |
延床面積 | 15,615㎡ |
構造規模 | RC+S |
階数 | B1-6F |
施設用途 | |
撮影者 | (株)エスエス大阪 |