大阪市立 伝法幼稚園
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阪神なんば線の淀川橋梁改築工事の影響により、建替えが必要となった大阪市立の幼稚園。本プロジェクトでは、「知・徳・体」をバランスよく育む「育ちの空間」として子どもたちの遊びや学びの場が創造される「居場所」作りを設計の方針とした。
敷地は、線路予定地や都市計画道路により30%程小さくなるが、「居場所」となる園舎や園庭に立体的な回遊性を持たせることで遊び・学びが活発化される建築計画とした。具体的には、2階の広いデッキテラスと1階のデッキテラスを屋外階段やネット遊具でつなぐことで、内と外、上と下を自由に行き来できる空間としている。また、園舎には
複数のデン(隠家のような小空間)やアルコーブ、園庭には70種類以上の植物や総合遊具など遊び・学びの場を豊富に用意した。新園舎は先生方のさまざまな工夫や催しに活用され、子どもたちの笑顔が絶えない。
所在地 | 大阪市此花区伝法 |
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竣工年月 | 2023.03 |
敷地面積 | 4,764㎡ |
延床面積 | 1,511㎡ |
構造規模 | RC |
階数 | 2F |
施設用途 | |
撮影者 | 加納フォト |