順心病院は「24時間断らない救急医療の確立」という方針の下に、「脳卒中センター」を目指している。救急処置室と放射線科を同一フロアとし、2階の手術ゾーン、4階～６階のHCUゾーンとは専用のEVでつなぐことで、迅速な治療・処置に対応可能な計画としている。病棟の中心に配置したスタッフステーションとHCUはバックゾーンを介して隣接させ、看護りがしやすい配慮としている。また、免震構造、非常用発電機を設置することで震災等の災害時でも継続して医療行為を行い、地域に貢献できる計画としている。