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近大姫路大学 看護学部棟

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この建物は新設される大学の第1期計画となるものである。教授・学生をはじめさまざまな人の自然なコミュニケーションが生まれる活動的な学習環境づくりを目指した。下階部分はエントランスを兼ねた吹き抜けのインフォメーションホールと食堂を設け、大学全体のゲート空間としている。上階部分には看護学部の演習室・研究室・コラボレーションワークスペースなどを備えている。また、看護学部のさまざまな実習形式の授業や将来的な用途変化に対応できるよう、間仕切り壁の乾式化・十分な階高の確保・設備配管スペースの確保などフレキシビリティの高い建物を実現している。外観は大学としての重厚さを表現するレンガタイルと、近代的な透明感を表現するガラスのカーテンウォールにより新設大学の顔となるファサードを形成している。

所在地兵庫県姫路市大塩町
竣工年月2007.2
延床面積8,371㎡
構造規模RC+S
階数5F
施設用途
  • 大学
  • 受賞
    日本建築家協会優秀建築選2008
    第41回SDA賞入選
    撮影者松村芳治

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