竣工当時の中津リバーサイドコーポ
メゾネット形式であることから「中津のユニテ」と呼ばれるプラン(1点透視図)
向かいの家と上下を交差する「X型メゾネットタイプ」となっている当時の写真
住戸プランは高度成長期に広がった3LDKを踏襲水廻りを広げ、間仕切りを無くし、現代的な住まい方に合わせてリノベ
工事は知り合いの大工さん主導のもと、出来る範囲は自分たちで行った
大阪Project 2
中津リバーサイドコーポ
「中津のユニテ」に住んでみた
昭和設計の大先輩が設計したリバーサイドコーポに、昭和設計の元所員が住んでいます。
梅田にも歩いて行ける、また淀川沿いで景色や環境もよく、さらに「中津のユニテ」と呼ばれる、住戸同士が立体的にクロスするメゾネットの変わったプランを気に入って彼とその家族は住み始めました。
彼曰く、「住んでみて感じたことは、X型のメゾネットはこの場所では最適解であるということ。淀川沿いに建っているため北側の眺望は素晴らしく、都会のど真ん中とは思えない静かな環境が広がっています。さらに南北に窓があり、高低差もあるため、自然の風がこれでもかというくらいに通り、快適に過ごせます。50年近くたっても新鮮であり魅力的な空間であり、人を惹きつける建築。
僕もこんな建築を作りたいと思い、日々格闘中です。」