大阪Project 12

夢洲抽水所

2025年日本国際博覧会に向けた下水道施設

平成30年11月にフランス・パリで開催された博覧会国際事務局の加盟国の投票により、2025年万博の開催地が大阪に決定しました。
夢洲はその開催予定地とされており、2025年の開催に向けて、国や府・市、経済界が一体となって準備を進めています。

大阪市此花区に位置する夢洲地区においては、開発に伴うIR等の複合施設の誘致や万博開催で、人の往来が現状とは比較にならないほど増えることが予想されるため、新規の下水道施設が必要となりました。そこで大阪市からの業務委託により、夢洲の下水道施設の建設プロジェクトがスタートしました。

本プロジェクトで設計を担当したのは、下水道管路と下水道施設です。夢洲内で排出された下水は地下の管路を通ってこの下水道施設に集められ大きなごみを取り除いた後に、2本の圧送管を用いて舞洲の下水道施設へ送られ、さらに此花処理場へ送水する計画です。

下水道施設の設計は終わりましたが、現地では2025年の万博開催に向けて様々な建造物、インフラ施設の建設中であり、当該施設も建設が進められております。

これから完成するのが楽しみであると同時に、久しぶりの大阪での万博の成功を期待しています。

水工設計部 廣部 雄大 企画計画部 玉山 琢也

大阪市此花区夢洲Google Map
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