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十和田市立中央病院

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八甲田山の裾野に拓けた十和田市は、豊かな自然と近代都市計画のルーツといわれる整然と区画された街並みが都市の景観を特徴づけている。十和田市立中央病院が立地する官庁街通りは、「日本のみち100 選」に選ばれ、桜・松の街路樹が美しい市の歴史を物語るシンボル的な通りであり、外観のデザインにおいてはこの景観に調和するものが求められた。通りに面するファサードはガラスを多用し、街路樹や木漏れ日の映りこみにより歩行空間に奥行きを持たせると共に、病院の待合空間からも自然を感じられる計画としている。施設全体の平面構成は市民がなれ親しんだ十和田市の格子状の街路に軸を符号させたグリッドのプランで構成し、患者にわかりやすく機能的であることを旨に部門配置をおこなった。病室は水廻りを外壁側に配置することで、将来の変化にフレキシブルに対応できること、看護側の患者への視覚的なアプローチのしやすさ、又、窓側ベッドの冬場の温度環境にも配慮している。

所在地青森県十和田市西十二番町
竣工年月2009.7
延床面積35,721㎡
構造規模RC
階数 B1-6F
施設用途
  • 病院・医療施設
  • 施設概要病床数:379床
    撮影者和田 光弘

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