昭和設計

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石巻港湾合同庁舎

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主に海上保安業務にあたる庁舎として下記の3点を重点項目として設計を行った。
[津波被害の防災・減災への取組み]
・遭遇する可能性の高い津波と極めて稀に発生する大規模な津波を整理、建物の倒壊・転倒の防止、人命を守る事を
 検討し設計に反映した。
・石巻市の津波避難のガイドラインに準拠した計画とし、津波発生時には周辺住民を含めた人命を守る施設とした。
・石巻市の災害時物資を保管する防災倉庫を上層階に設けた。
[災害時にも業務を継続できる庁舎]
・地震や津波等によりインフラが途絶した状況においても、災害関係の初期事務が継続可能な計画とした。
 また、自然エネルギーを活用したエネルギー供給を行うよう配慮した。
[積極的な省エネの取り組み]
・省エネと再生可能エネルギーの活用について、積極的な取組を行った。

備考:津波避難ビル(2014.06.05石巻市と協定締結)

所在地宮城県石巻市中島町
竣工年月2014.05
延床面積2,043㎡
構造規模RC+S
階数5
施設用途
  • 庁舎
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