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京都大学桂キャンパス総合研究棟(C-Ⅰ・C-Ⅲ)

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 京都大学桂キャンパスは、豊かな自然に恵まれた丘陵地にあり、当地区の歴史に沿い、周辺環境と一体となるような施設づくりを行っている。
 総合研究棟C-1、C-3は、地球工学系(C-1)と物理工学系(C-3)の施設であり、建物を各々4棟に分棟化し、周辺の住宅地から京都市街の眺望を可能な限り確保すると共に、丘陵地の勾配に建物を沿わせて地下に実験施設を収め、施設規模によって周辺へ与える圧迫感を抑えている。
 バックボーンフレーム構造を始めとする様々な構造形式とPC版ディテール、モジュール化等の工夫により、軽快な外観づくりに努めた。また研究棟と別敷地で福利・保健管理棟を設置している。施設内には偶発的なコミュニケーションを誘発する様々なステージの交流空間の創出を図り、知的生産性の向上に貢献する計画としている。

所在地京都市西京区
竣工年月2006.03(C-Ⅰ),2012.09(C-Ⅲ)
延床面積27,624㎡(C-Ⅰ),28,415㎡(C-Ⅲ)
構造規模RC+S+PCaPC
階数B2-4F(C-Ⅰ)B3-3F(C-Ⅲ)
施設用途
  • 教育施設
  • 研究・研修施設
  • 撮影者(株)エスエス大阪(1,3,4)、伸和(2,5)
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